第55話 競技決め
HRは球技大会への出場競技決めを行った。
「バスケ、バレー、ソフトボール、サッカーこの中から選んでください」
一競技一応10人の登録となっている。
俺みたいにできないやつが出場する可能性はゼロなので人数が一番多く空いているところに名前を入れた。
ガチでやるつもりの奴らは昼休みや朝早く登校して練習をする。
どうしてそこまでできるのか気になるが、人それぞれ考え方が違うもんなという考えでいつも終わっている
「大樹君バスケにしたんだ」
なぎが黒板を見ながら話しかけてくる。
「空いてる人数が一番多かったしね、これなら邪魔にならないはず」
なぎがなんの競技に出場するのか見てみると、バレーとバドミントンだった。
「二種目もでるのか、すごいな」
「球技系は得意だからね」
そういってピースをするなぎ。
球技ができる人がかっこよく見えるという。自分ができないものをできるってすごいよな
「応援に行くからがんばれ」
「大樹君もねw」
出場しないとわかっていながらそう返してきた。
思いのほか競技決めが早く済んだらしく残りの時間は自由となった。
昼休み
『元、お前ってバスケできるっけ?』
メッセを飛ばして聞いてみる。
お互いに彼女ができたことにより、週に2回はお互いに気を遣わずに彼女と食べるということを言われた。葵さんにでも言われたのかな?
なのでメッセを飛ばしたわけだ。
『できるよ?ってか大会出てたし』
『教えて』
『おk』
こうして初めにバスケを教わることを決めた
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