物語を創るということ

 最近、久々にハマって観ていたドラマがありまして。

 話題になっていて、この前、最終回を迎えた「あなたの番です」


 本当に衝撃の展開の連続で。

 謎が謎を呼ぶ交換殺人事件と俳優さんも好きな方々ばかり。

 実は最初は何気なくストーリーのみネットで追っていたのですが、どんどん気になりだして、見逃し配信で(今はこういうのがあるから有難い)後追い。


 第一章が終わり、第二章からはリアルタイムでテレビの前に待機してました。

 で、満を持しての最終回……だったのですが、うーん、詳しくはネタバレになってしまうので書きませんが、思ったのは物語を創ることの難しさ。


 今更、になっちゃいますが、例えばどれだけ素晴らしく惹きつけられる作品でもラストで消化不良になってしまうと、がっくりしてしまいますよね。


 テレビで放送されたりするドラマとか映画の脚本とかプロの方々、いえプロに限らす、これは小説にも勿論言えますが、才能ある方々は発想にしても、話の持っていき方にしても、とにかく唸ってしまうほど上手い。


 これは自分が小説らしきものを書く様になってから改めて思い知ったことですが、一つの物語を創造し完結するって大変なことだなぁって。


 それでもどんなに素晴らしい物語でも、極端に言えば、最後の一話で破綻してしまうこともあるという恐ろしさ。


 正直ねぇ、わたしなんぞが小説なんて書いちゃいけないんじゃないかとか考えて、もう、スミマセンって100回でも1000回でも謝りたくなりました。


 元々、物語というものは、100人が100人に受け入れられて満足されることはないと思うんですよね。

 芸術と名の付くものは皆その厳しさを背負っている気がします。

 まぁ、だからこそ、面白いわけで。


 今回、視聴者として、最後わたしはちょっと拍子抜けしてしまったのですが(あくまで個人的な意見です)それでも昨今になくドラマミステリーとしては、ものすごく楽しませていただきました。


 凡人にはすごく難しくて時に苦しくもある「書く」という事ですが、その何倍もの楽しさや喜びも其処にはあるから、多分止められないんでしょうね、わたしは^^*

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