星の行く末
天狼牡丹
プロローグ
23世紀。
3度目の世界大戦を終え、廃墟と化した世界で。
いち早く再建した日本の首都、東京の「軌麗市」。
その市にある魔法と魔術の学校「レイズ院」。
そこに在籍する1人の少女は、ある使命を担っていた。
世界に散りばめられた、遠い星から落ちてきた精霊たち。
彼らを故郷の星に還すのが、少女の使命だ。
その少女は、
光の巫女、と呼ばれていた。
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