第101話 幻想再帰のアリュージョニストから学ぶ小説作法、なろうコン応募、KADKAWA-dowango帝国の野望
「幻想再帰のアリュージョニスト」 作者:最近さん
http://ncode.syosetu.com/n9073ca/
相変わらずこの作品を読んでるのですが、「第4章 傷つけるのはハートだけ、口づけるのは頬にだけ 4-10 二人の距離」まで読みました。
もう少しで最新更新までいけそうですが、いや、なろうに来て、この作品に出会えて良かった思います。
栗本薫の「グイン・サーガ」や半村良の「妖星伝」以来、東野圭吾とかの作品とか(TV、映画版のみ)、本当に夢中になって読んだ作品が「ソードアート・オンライン」ぐらいしかなかったのですが、それも超える作品になりました。
僕の中ではもう、書籍化とアニメ化、ハリウッドでの映画化などが「すでに起こった未来」(by ドラッカー)になってますが、2回OVL大賞応募作らしいので来年あたりには書籍化すると思われます。もうライトノベルの枠は超えてるかも。
http://over-lap.co.jp/bunko/narou-award2/
この作品から小説作法を学ぼうと思ったのですが、確かに迷宮攻略もの的な要素、ゲーム的要素も盛り込まれてるのですが、「槍神とキュトスの魔女」などの神話的世界観が素晴らしくて作品がスケールアップしてます。従来のラノベのテイストからはちょっと違う路線かなと思います。なろうの時代の変り目の作品ですね。
僕も自分の作品を「なろう的に最適化」しようと思って、「魔導天使 天上編」→「魔導天使~白き魔女たちの天界転生~」に改題したのですが、「魔導天使~グノーシスの黙示録~」というタイトルに変更してみました。
http://ncode.syosetu.com/n3976bx/
まだ片鱗も見えていませんが、グノーシス神話をベースにしてるので、そちらの世界観構築に力入れて書いていこうかと思いました。まあ、そこまで「なろう的に最適化」する必要もなかろうという方向に行ってます。
「時の女神~魔導天使外伝~」などは、作品がなかなか投稿されないのに、タイトルだけで異常にアクセスが高いというタイトル詐欺作品(2014年10月にようやく更新)なんですが、タイトルって大事だなと思いました。
「匿名捜査官タグ」(http://ncode.syosetu.com/n3966bx/ 2014年8月に久々に集中更新)「人狼戦記~少女格闘伝説外伝~」(http://ncode.syosetu.com/n3963bx/ 最初1ページだけしかない)も同じくタイトルだけでアクセス高い作品なんですが、今後は真面目に頑張って更新していきます。人狼とか吸血鬼はよくあるネタなんですが、やっぱり鉄板なのかもね。
ラノベを書かないのに、私が「なろう」でやっていけてる理由と活動休止のお知らせと近況報告
作者:山根萌花
http://ncode.syosetu.com/n5188ci/(作者退会)
このエッセイとか、「幻想再帰のアリュージョニスト」の影響が大きいのですが、やっぱり、自分の作品の世界観を大事にして、そこを深めていこうかと思いました。
「魔導天使シリーズ」はすでに設定が概ね出来てるので、今更、ストーリーの骨格は変更は出来ませんが、肉付けの部分で「幻想再帰のアリュージョニスト」的要素を入れていこうかと思います。同じような作品を書くのは僕には無理と思われますし。
エリュシオンノベルコンテスト(なろうコン http://www.wtrpg9.com/novel/)も10月から応募開始ですが、「2015年1月30日 10:00締切」で、10月時点では書きかけでもいいということなので、「魔導天使シリーズ」の二作品を投稿してみることにしました。締切に向けて作品を投稿する原動力にしていこうと思います。
エリュシオンノベルコンテスト(なろうコン)に投稿しよう!(こういう割烹も書いてます)
http://syosetu.com/userblogmanage/view/blogkey/1004994/
幻想再帰のアリュージョニストと経済人類学の世界、引用と著作権問題とLINE衰退の予感? - 新世紀の生き方、物語の世界
http://b.hatena.ne.jp/entry/sakazaki-dc.hatenablog.com/entry/2014/10/19/085935
このブログ記事が「はてなブックマーク」が22ぐらいついたのですが、幻想再帰のアリュージョニストのファンばかりで、誰かに評価されるためには、自意識を消すというか、誰かのために夢中で小説を書くというのが重要かなと思いました。
書籍化の道はその先にあるように思いました。面白い小説を書くのも大事だけど、サービス精神も大事なんでしょうね。
転生小説が支持されるのは、読者の夢や願望がやっぱり入ってるからでしょうね。
それで「KADKAWA-dowango帝国の野望」なんですが、KADKAWAグループと合併したdowangoの今後の動向を予測してみます。
ドワンゴは最初はゲームや音楽配信などやっていて、ニコニコ動画などで有名ですが、ネット発のコンテンツを上手くマネタライズ(事業を黒字化)したサービスを作り出した企業です。
KADOKAWAグループの代表にもなった川上量生氏ですが、ジブリの鈴木プロデューサーにも勉強に行ってたりして、ジブリを傘下にするという噂が流れたこともありました。庵野監督とも繋がりがあり、宮崎駿のジブリの後継者として庵野監督に「ナウシカ2」を作ってもらってという噂もあります。
ドワンゴは会社を挙げて「ブラウザ三国志」というゲーム「ドワクエ同盟」で参加してたこともあったりして、僕も戦ったことがあるのですが、地図、マップ、自動ツールをプログラムで作ったり、廃ゲーマー集めて大人の課金も駆使するので(金の力で無双!)強かったですね。盟主から戦争禁止命令が大概でてました。
KADKAWAグループとしては、ドワンゴと統合することによってネット企業に生まれ変わろうとしていて、ネットで稼ぐノウハウを持ったドワンゴに白羽の矢が立ったと思われます。
先代の角川春樹氏はTV、映画で宣伝して本を売るメディアミックスのノウハウ駆使した人だし、KADKAWAグループの将来を見据えると「ジブリ+アップル」のようなソフトとハードが統合された新しい企業を目指していくではないかと思います。
今後はゲーム、音楽、アニメ、映画、電子書籍などの会社がADKAWA-dowango帝国に統合されていって、巨大メディア企業が出来あがっていくでしょう。
その姿はまだ見えないですが、色んな企画が出てくると思います。
「はてなブログ」とか、「小説家になろう」(どちらも京都)も関わっていくと思いますね。
ドワンゴとの統合決断その狙い(前) KADOKAWA角川歴彦会長
http://www.data-max.co.jp/2014/05/27/post_16457_ks_01.html
ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!
http://www.4gamer.net/words/005/W00506/
ドワンゴとカラーの共同プロジェクト「日本アニメ(ーター)見本市」 第1弾は舞城王太郎×鶴巻和哉×亀田祥倫
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1410/27/news044.html
「livedoor Reader」がドワンゴでサービスを継続
http://news.mynavi.jp/news/2014/10/24/353/
ドワンゴ川上氏に惚れ込む角川会長--“天才”に新会社託す
https://japan.cnet.com/article/35047903/
川上量生の胸のうち
https://cakes.mu/series/3044
かわんご回顧録 ドワクエ戦記その1
http://d.hatena.ne.jp/kawango/20100702/1278045653
『風立ちぬ』のエヴァ化と、庵野監督の『ナウシカ2』
http://sakazaki-dc.hatenablog.com/entry/2013/08/25/081046
ニコニコカドカワ祭りが開催中!Kindleなどの電子書籍がお買い得なお値段に
http://scoopersokuhou.blog.fc2.com/blog-entry-1956.html
2014/10/27 16:46の「小説家になろう」より転載。
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