短歌練習帳
青い向日葵
夕紅とレモン味 ※
夏空の
綿あめみたい 雲を指さす
夕方はもう涼しいねと言いながら
見上げる空は燃える
タピオカもレモンも流行りは今更と
ドリンク片手に君が微笑む
無意識に選んでしまうレモン味
君が消えない一人の休日
過ぎてゆく夏を見送る帰り道
初めて触れた君の手のひら
伸びる影 夕紅の坂道を
並んで行けば 薫る秋風
陽の落ちる時刻が少し早いねと
不満気に言う君が愛しい
別れ際 明日もまたねと手を振れば
名残惜しげに影が重なる
燃える空 燃える心に映る
君の瞳に映し出されて
いつの日か忘れられない時になる
レモンの味の甘い夕暮れ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます