破壊受験
@suwaisho
第1話 クラス替え
腰が重い朝。リビングに降りるのも憂鬱だったので、昨日読みかけた漫画を読むためスマホに手を伸ばした。
少し読んで、リビングに行くと母が朝ごはんを用意していた。たらこご飯だった。
学年が上がったのでクラスのラインは、クラス替えの予想で通知が止まらなかった。歯磨きをして、学校の用意をして家を出ようとしたとき着信が来た。朝から誰かと思ったら、親友の櫛沢だった。
「朝俺の家に七時半にこれね?」
と櫛沢が言ってきた。おはようの一言もなかったので少しムカついた。
「あぁオッケー」
しかし反抗的な態度をとるのもめんどくさいので普通に応えた。
自転車に股がり櫛沢の家に向かった。櫛沢の家は、親が部長だかなんだか知らんが、とにかくデカイ。櫛沢が俺を見つけて「おは」と言ってきたので俺も同じように返してやった。通学路には、坂を下っていくので櫛沢にばれないように、少し歌った。その瞬間櫛沢が振り向いて
「クラス替え楽しみだな!」
と話しかけてきたので歌っていたのがバレたかもしれないが、まぁいいだろ。適当に返してやった。学校につくともうすでにガヤガヤうるさかった。櫛沢は、自転車をとめて、鍵もとらずにクラス替えを確認しにいった。うちの中学校は、鍵をとらないと、職員室行きなので一緒にとってやった。俺も確認しに行くと、櫛沢と一緒なので櫛沢が指をさして教えてくれた。
三組
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7 河瀬 義隆
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