失踪確定の落書き
白ノ宮
第1話α( ^ω^)・・・
クラス転移というものをご存知でしょうか。
大雑把に説明すると、異世界に召喚されて勇者として魔王と戦わされるというものです。
そこでよくあるのがチートステータスの持ってない人物(大体が主人公)が追放されるパターンです。
追放された後なんかしらの出来事により、覚醒という名目でチート能力を授かります。
そのあとはハーレム作ったり神と敵対したり、復讐したりします。
そういうのは私としては好ましいものとは思っておりません。
しかし、そんなテンプレルートに入りそうな状況に陥っています。
現に今私はクラス転移に遭っていて、”ステータスプレート“の数値にため息を吐いているところなのです。
クラスメイトが盛り上がっていることについては正直どうでもいいのですが、数値の差や称号の違いに驚愕を隠せないのです。
さっきの主人公が覚醒する条件の大体が死にかけることであり、ここで主人公の立ち位置は私としか思えない。全員の数値がチラッと見えたからわかります。
自分と同等又はそれ以下の人が一人もいないのでそう言う事なのでしょう。
一応比較のためにステータスを表示しておきましょう。
―――――――――――――――
白咲 叶(自分) 男 18歳
魔法少女 Lv1
HP50
MP40
攻撃力10
防御力30
魔法攻撃力50
魔法防御力40
称号:半端者 主人公
――――――――――――
クラスメイトの平均
色々
HP600
MP200
攻撃力150
防御力200
魔法攻撃力100
魔法防御力100
称号:異界の勇者
――――――――――――――
一般
色々
HP20
MP5
攻撃力3
防御力5
魔法攻撃力1
魔法防御力2
――――――――――――
何故一般のステータス数値を知っているかについてはスルーしてほしいです。
このままいくと支度金を渡されて王城から追放されることになるでしょう。
自分としては別に構わないのですが、ステータスに載っていた魔法少女について気になるのです。
ここで色々な失踪作品を生み出している白ノ宮さんに聞いてみましょう。
―――
叶「単刀直入に聞きますが、魔法少女って何ですか?私は男なのですが、しかも18ですし。」
作者「君が少女の見た目してるからだよ。僕の作品では主人公が男の娘或いは少女にTSすることが十八番でね。あと、魔法少女だからといって使える魔法は魔導士と変わらないからね。あ、魔導士っていうのは魔法使いの上位職でLv50になると解放されるレア職業だよ。なぜレアかというt」
―――
ということで魔導士と変わらないようですね。にしても良かった、私がもしも前衛職だったら腰が抜けて初戦闘でお陀仏だったかもしれません。
――
作者「言い忘れてたけど、魔法の発動はコマンド式だから脳内でメニューから魔法を選んで使用コマンドを押すだけでいいから一々魔法名を叫ぶなんてことはする必要ないよ。じゃ、また。」
――
らしいです。
これからはわからないことがあれば作者さんが簡単に説明してくれるそうです。
調べる必要がなくて楽でいいですね。
さて、追い出されるとこまで…
叶・作者「スキップ!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます