第219話ポカポカ陽気

 晴天である。このところ雨が全く降らない。ポカポカ陽気である。なので、一時間ばかり散歩をしてきた。ダウンを着ていたら暑いくらいだ。毎日晴天が続くのはありがたいのだが、こうも雨が降らないと水不足が心配だ。なかなか世の中全てうまくいくとは限らない。

 フラフラと歩いたらホームセンターの前まで来た。しかし、中はお客でいっぱいだ。コロナを避けるため、中には入らず、折り返す。コロナさえなければ、店内をくまなく歩き、ワクワク買い物をしただろうに。残念である。

 もう年もくれる。今年はいろいろあった。コロナでジタバタしているうちにあっという間に終わってしまう。でも、なぜか悲壮感はない。みんなで乗り越えていこうという連帯感を感じるので、孤独ではないからだ。公園で遊ぶ子供を見ながら、この子たちの為にも我々世代がコロナを何とかしなければならない。そう決意して自宅に帰ってきた。

 コロナに対する対策は単純なものだ。人と接するのを減らせばいいのだ。仕事以外の接触を極力減らせば、感染の急拡大はほぼほぼ防げると思う。要は、持久戦に耐える心の持ちようが大切なのだ。コロナが急になくなることはない。たぶん、これからもずっと共存していくことだろう。感染者増は防げないが、拡大をゆるやかなものにすることはできる。何回も言うが、各自の心の持ちようが大切だ。

 巣ごもりといっても、人気のないところを散歩するのは大変よろしい。明日も散歩をしようかな。

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