第216話コロナ対策

 ついに東京では、一日のコロナ感染者が600人を超えた。皆、ほぼ通常通り生活していたら感染者が増えるのは当たり前だ。ただし、夜呑みに行かなくなった方は多いだろう。飲食業を営んでいる方々はお気の毒である。しかし、これ以上感染者を増やすわけにはいかない。重症者が増えることで、医療崩壊の可能性があるからである。

 医療崩壊が起きる前に緊急事態宣言を出したほうがいいのではないだろうか。5月頃に緊急事態宣言を出してかなりの成果を上げた。経済は悲鳴をあげたが、死者を増やさないためにはしかたがない。

 主に飲食業の方には補助金を提供し、営業を自粛していただく。そうすることで、かなりの感染者増を防げるはずだ。我々は、仕事と、食料品の買い物以外は極力人との接触を断つ。非人道的に見えるかもしれないが、死ぬよりはましである。

 本来ならば、年末年始は人々が相集い、祝う時期であるが、今年はそうはいかない。政府の優柔不断な態度を見ているだけでは、感染者は減らない。我々個々人がしっかり感染症対策をすれば、ことは済むのである。政府に過度に期待してはならない。

 これは、我々自身の問題なのである。

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