クラスの陽キャと勝手に対にされる女

私はクラスで一番の美女で、成績優秀、スポーツは…護身術を少しできる。


となるとやっぱりクラスのリーダー陽キャと噂される。

確かにカッコいいけど、私には幼馴染みがいる。そいつはカッコ悪い。

自分で何も出来ないのだ。会話の縁に立っている。


でも…そいつは私に唯一物申すんだ。

みんな同調する私の意見に遠慮なく意義を唱える。

まぁ…そのあと周りの視線を見てから気まずそうにとり消そうとするけど。


だから。私は恋仲を噂されるなんていやだ。

そいつとじゃないのなら。


だから…ボッチでも陰キャでもいい。そいつと会話の縁で手を握っていたい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る