Time Doll ―不思議な探偵さん―
柄針
本編を読む前にお読み下さい
*世界観
『Time Doll』の世界は私達の世界と似ていますが、微妙に違っています。時代は1920年代ですが、存在するものや出来事というのは、似ていて、違っています。そこをまずご了承下さい。
また、本作品は現代ファンタジーです。私達が想像している以上に、この世界は非現実的な事で溢れています。
少し古めかしくて、説明不能の不思議な事で溢れている。そんな中で巻き起こる、人と人との物語、成長を描くのが『Time Doll』という物語です。
*メインキャラクター
マリー・ハリソン
『Time Doll』における主人公であり、ハリソン探偵社を設立した探偵である。
しかし、探偵とはいうものの、容姿は小学三年生くらいの身長でかなり幼い。腰より少し下辺りまで伸びた長い黒髪に、ブラウンの瞳。陶器の様な肌をもった、美しく、可愛らしい、でも少し恐怖を感じるような少女である。
彼女には特殊能力があるなど、謎に満ちた存在である。
ジョン・ウォルダ
『Time Doll』における主人公であり、ハリソン探偵社を設立した人物の一人である。周りからは「ジョン」ではなく、「ウォルダ」と呼ばれている。彼は無愛想で突発的なマリーの助手を務めている。
彼の容姿は、中学一年生でブルーの瞳が特徴的。極々普通な顔つきなのだが、誰もが彼を見るなり、「穏やかそう」や「優しそう」などと思うのである。
モルダー・コルソン
『Time Doll』における主人公であり、ハリソン探偵社を設立した人物の一人である。突発的なマリーと、それに振り回されるウォルダ。二人の面倒を見ている探偵社唯一の大人であり、助手兼お世話係である。なお、探偵社に届く手紙などを整理しているのも彼女である。
容姿は、なかなかスタイルの良い女性である。しかし、着ている服が所々糸が解れたジーンズだったり、よれよれのTシャツで風通しが良さそうだったりと、かなり身軽そうな格好をしている。髪はブラウンのショートヘアーで、いつも首からは一眼レフカメラをぶら下げている。
*ストーリー
ハリソン探偵社に舞い込んできた依頼を解決していき、依頼者達が成長していく過程を描いていく事が、本作のメインとなっております。なので、探偵さん達についてはあまり語られません。場合によっては、語られることもあるかもしれませんが……。
基本的には一章完結となっておりますので、どの章からお読みになっても問題ありません。
不思議な探偵さん達と依頼者が巻き起こす、この不思議な物語を、是非お楽しみ下さい。
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