無視してくれても　さげすんでくれてもいい

俺の気持ちなんて　身勝手なものだ

綺麗だ　と思えば　君がなんと言おうと　綺麗だ

嬉しい　と思えば　君がなんと言おうと　嬉しい

安まる　と思えば　君がなんと言おうと　安まる

好きだ　と思えば　君がなんと言おうと　好きだ

逢いたい　と思えば　君がなんと言おうと　逢いたい

褒めたい　と思えば　君がなんと言おうと　褒めたい

抱きたい　と思えば　君がなんと言おうと　抱きたい

それを　

君が嫌だ　と思えば　

俺がなんと言おうと　嫌だ　と言ってくれればいい

俺の気持ちには　責任感の欠片もない

君の気持ちにも　責任感なんていらない

人の気持ちが通じ合う　なんて　

そもそも

身勝手なもの　と　身勝手なもの　とのわずかな接点

でしかないんだ

だけど

ひとつだけ　歯切れが悪くなるものがある

君がうつむいて黙ってしまったときに

「君を傷つけたりしないよ」　と言えない

だから

気持ちにも責任感が必要　っていうんだろ

ううん

わかってるさ

わかってる

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