第6話

ライスシャワーという馬がいた。全盛期のミホノブルボンと、全盛期のメジロマックイーンを負かした馬だ。


そういう時代だったのだ。ライスシャワーの父馬はリアルシャダイ。しかしライスシャワーは不幸にも死んだ。。



小さくて強いというのは後のディープが似ている。毛色も。

筋骨隆々だったミホノブルボンは後のタキオンに似ている。毛色も。


メジロマックイーンとサクラバクシンオーはその後どうでしょうか。

新時代ではスペシャルウィークが牝系で、グラスワンダーが牡系で良いくらいです。


ライスシャワーは?


ライスシャワーはもういない。サイレンススズカも、テンポイントも、アイネスフウジンも。



ノーザンテーストは?


サンデーサイレンスもキングカメハメハも、既に発ってしまったのだ。


ディープインパクト以上の馬は出ないだろう。日本競馬は終わったのだ吉田さん。



そんなことはない。数頭の馬以外には特別はない。セクレタリアトやリボー、関羽に乗られた馬や、ナポレオン、ジャンヌダルクが乗った馬や、ドバイミレミウムやサイレンススズカなどを。



新しい馬はすぐに来るさ。ロードカナロアにハービンジャー、既に続々と続いているさ。

ハーツクライの時代が数年続いて、その後に新たな馬が産まれるのだ。


もう海外に頼る時代じゃないが、海外の血にも魅力がある。

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