日付の行進
九月のカレンダーを見ていると
去年、買い忘れそうになったことを思い出す
十二月のこと
はたと気づいて、いつものカレンダーを買いに行く
そうしたら、なんと売り切れであった
そのカレンダーは十月に発売しており
とどのつまり、大馬鹿者であった
どうにかこうにか手に入れて
一安心すると
はたと気づいて、手帳売り場に行ってみた
同じである
とどのつまり、私の日付は更新されず
どこかで沈黙していた
世間は、とてもとても厳しいかった
私は毎日、日付の行進をしているのに
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