言葉の灯

自分が書いた言葉を

読んでくれるひとがいることの喜び


立ち止まって

目に止めてくれた

触れてくれた

それだけでも嬉しいのに


自分の想いが届いて

言葉を残してもらえた時の幸せ


何度も読み返し

胸に抱き

微笑んで

そっと心に仕舞う


こんな風にいつもわたしは

書くことで力を貰っている


広い世界の中に

わたし以外のひとがいることを

忘れてしまいそうな夜

暗闇にひとりだけ震える夜にも


文字が言葉が、ほのかな明かりを灯して


わたしを温めてくれる

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