わたしが詩を書く時は

わたしが詩を書く時は

わたしが幸せじゃない時

幸せな時は幸せに夢中で

言葉はいらなくなる


わたしが詩を書く時は

わたしが苦しい時

胸につかえた石ころみたいな言葉を

吐き出すように重ねる


わたしが詩を書く時は

わたしが泣きそうな時

涙のかわりにココロの欠片を

てのひらに受けてから落としていく


わたしは詩を書く

わたしを取り出して

わたしを砕きながら

わたしは詩を書く


詩を書きながら

わたしは

詩を書く時だけ、わたしはわたしの声を

自分で聴けるような気がするのだ


それがく声だとしても

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