赤のマムシ

インディにぃあん

第1話 介入

ごくごく普通に過ごす日々、

そんな日常が崩れ始めたのは小学三年の夏

ゆきは、特殊な力を持ち産まれた。

人と違うのが恥ずかしくて誰にも言わず隠してきた。

そんなある日公園で友達を待っていた。

メール:ゴメン!今日行けなくなっちゃった!

(マジかよ、はぁ)

突然のドタキャンで、正直腹立たしかった。

そんなゆきの元に1人の男性が近ずいてきた

「こんにちは。何してるの?」

(は?何こいつキモ)

「あー、えっと。帰るところです」

「君特殊な力持ってるでしょ?」

(え、?なんで分かるの?)

「い、いえ、そんなの知りません。」

「僕も持ってるんだよ。」

そう言って目の前のものを宙に浮かせた

ゆきは、唖然とした。

「ほらね?仲間だよ。」

初めて仲間を見た。それは、感動だった。

「これから空いてる?」

「あ、は、はい!」

そう言うと車に乗せられどこか、大きな家に連れてこられた。

家に入ると男性は語り始めた。

「僕はね。テロ組織を運営してるのさ、跡継ぎがいなくて、やはり力があるもの、そう、君のような人を探してたんだよ。」

「は、はぁ、」

「どうだい?テロやる気はないかい?」

何故かゆきは、嫌な気がしなかった逆にやりたい、

そう思う気持ちが高まっていた。

「私、私やります!」

そう言ってゆきは、テロ組織に介入した。

この日から始まったのは力の訓練だった。

昼間は学校で夕方は訓練、疲れるけど充実した日常になっていた。

隠してた頃とは違うすがすがしい日常を手に入れたのだ。

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