魔導騎士(ベルムバンツェ)の構造

※頭部より順番に記載する


〈頭部〉


視眼晶しがんしょう


 いわゆる“カメラアイ”。

 人間の“眼球”に相当する部分。

 Adimesアディメス結晶製。


 多量に魔力が充填されると、強く発光する(起動時、魔力フルチャージ時など)。


〈胸部〉


投影晶とうえいしょう


 いわゆる“モニター”。

 視眼晶が捉えた光景を投影する。

 もちろんAdimesアディメス結晶製。


 ある術式を込めたAdimesアディメス結晶を用いると、ビデオカメラのような使い方が出来る。

※録画はもちろん、空中に映像を投影する事も可能


〈体全体〉


●フレーム


 高硬度のAdimesアディメス結晶による骨組み。

 ひときわ堅牢で、魔導騎士ベルムバンツェでも折ったり切断するのは容易ではない。


●装甲


 こちらも高硬度のAdimesアディメス結晶を用いた装甲。

 後述の“筋肉”をフレームごと保持する1次装甲と、魔導騎士ベルムバンツェの防御力を決定する2次装甲との2段階の装甲がある。


●筋肉


 柔軟性に優れたAdimesアディメス結晶による駆動系。

 特殊な編み方をした柱状の繊維を何束も用い、巨大な筋肉を形成する。


 基本的に前腕に26束、上腕に30束、大腿部に34束、膝下部に26束の構成で用いる。

 束の数を増やせば重量増加と引き換えに高出力化、減らせば低出力化と引き換えに軽量化(=高機動化)を実現する。


●神経


 全身に網のように配置した、ひも状のAdimesアディメス結晶。

 素材として「シロツメクサの茎を潰して得た液」を用いている(これが無いと神経系を構成出来ない)。


 命令を伝達させるためには必要不可欠な部品。

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