第14話パーティ

パーティを組んで初のクエストだ。

ギルドにクエストを受けに向かう。

「ミューさん!こんなのどうですか?」

:オーク探索

「オ、オーク今日は初だしもっと優しいのの方が良くない?」

オークに対してすごく嫌そうにしている。

「こ、これはどうでしょうか。」

オドオドしながらアオが言う。

:薬草集め

(確かに調合に使えるし、いいかな。)

「いいじゃない!これにしましょ!」

ミューが少し安心したように言った。

とりあえず薬草集めにすることになり森へ向かうことにした。

「カゴ取ってきますね。」

ミズキが言うとミューは頷き

早くしろと言わんばかりに見てきた。

(あの目が最高なんだよな。)

カゴを持って2人の元へ戻る。

森に向かって歩く道中

「ここにも薬草ありますよ!」

アオが言った。

「お、これはハピーだっけ?な」

昨日本に書いてあったので覚えていた。

「僕欲しかったんだよ。」

そう言ってハピーを積んでカゴではなくカバンに入れる。

その後森で沢山の薬草を集めた。

「これくらいでいいんじゃない?」

ミューが口を開いた。黙々と集めていたのでほとんど無言だった。

「は、はい!」

気がついたミズキは、返事をする。

「帰るわよ」

すごく真剣に集めていたアオに声をかける。

「え、あ、は、はい!」

アオは慌てて返事をした。

町に帰り。ギルドで報酬と交換する。

「おめでとうございます。ミズキ様とミュー様は、ランクアップでございます。グレーからブルーですね。」

ギルドのお姉さんはパチパチと手を叩きながら笑顔で言ってきた。

(ついにランクアップか、)

そんなことを思いながら宿に帰る。

「今日も、調合したいので!お先に寝てください!」

「分かった。」

そう言ってミューは寝た。

「なんの調合されてるんですか?」

アオが聞いてきた。

「これさ。スライムをなにか出来ないかと思ってね。」

内緒で持ってきたヨシスライムを見せる。

「こ、これ、ヨシスライム?溶けちゃいますよ。」

「平気」

少し素っ気なくなってしまった。

(調合は、少し楽しいな、)

アオのことを気にせず調合を続けているといつの間にかアオは寝ていた。

明日は何があるのかな.......

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