第11話学びたいM
スライムを倒してから数日後その後もいくつかのクエストをこなし、お金は溜まってきていた。
「今日は、町にいくよ!」
「はい!」
(町か~)
「あんたわかんないんでしょ?」
「はい」
「教えてやるからモタモタしないで。」
そう強気で言うミューの顔は少し嬉しそうだ。
「ありがとうございます!」
ここに来て数週間、初の町巡りだ。
「あんた武器とか買わないの?」
「僕は、このロングソードで十分です!」
「ふーん、とりあえずご飯が先!」
そう行って酒場に入る
食事を済ませ、
まずは、ミューの防具を見るために武器屋に向かった。
「いらっしゃい!」
陽気そうな店主が声をかけてくる。
「防具が欲しいんですけど、いいのありますか?」
「こんなんどうだい?」
奥から女性物の軽そうな防具を出てきた
(そんなんでまもれんのか?)
「これは魔法付与してあってな、シールドが貼ってあんだよ」
「いいですね!でもお高いんでしょ?」
おまけしろと言わんばかりに店主を見る。
「お嬢ちゃん可愛いからまけてやるよ、そうだなぁ金貨4枚どうだい?」
金貨4枚.......クエストを沢山やってこまめに貯めていたので払えない額ではない
「ん~、どうしょう」
「よーし最後のおまけだ!金貨3枚!」
(金貨1枚も下がるなんて.......)
「かう!かった!」
「ありがとうな、」
そうして、防具を買い次にポーションの店に行った。
(僕もポーションは、欲しいな、)
ポーションの店に入ると店主が出てきて
「おや、いらっしゃい。」
優しそうな店主が声をかける。
「スライム討伐のポーションと、ゴブリン撃退とかあります?」
「え~と、ほい、スライム討伐と、ゴブリン避けじゃ。」
「ありがとうございます~」
ゴブリン避けがあって少し嬉しそうにお金を払う。
「他にはどんなポーションがあるんですか?」
(いいのがあったらかうか)そう思い聞いてみる。
「えっと、回復系とか、刺激物系かの、あとは、自分で調合することも出来るぞい。」
(調合か、やってみたいな)
「調合するやり方が知りたいです!!」
「ほっほっほ、教えてやるわいこっちへおいで」
なんだか店主が嬉しそうだ。
「はい!」
「まず、こうして、こうしてこうする。」
「なるほど、」
(なかなか難しい)
調合のやり方を教えてもらい、いくつか薬品を買って帰った。
「あ、あの!」
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