第3話日常

「ついてきなさい。」

「はい!」

リューに連れられて部屋にやってきた。

「あなたに選ばせてあげるわ 、吊るされるか牢屋に入るのかどっちがよくて?」

(牢屋!?最高いや、吊るされるなんて、経験ないしなぁちょい気になるぞ!?)

「うーん。吊るされるがいいです!」

「分かったわ。」

リューに縛られるなかなか縛り方が上手い。

(縛り方上手いなぁ慣れてんのか?)

「あ、あのリュー様、緩いです.......」

「あら。うるさいわねなら、きつくしてやるわ。」

(うぅ、きっつ最高だろ)

「さぁ、できた。今日は寝るわ。」

(ご飯ない.......空腹で吊るされる最高)

「はい、おやすみなさいませ。」

~次の日~

バシッ

「うぁ、」

「とっとと起きなさい朝よ。」

(朝からムチ!?最高すぎる)

「申し訳ありません。おはようございます。」

縄をほどかれる。

(もっと縛られていたかった....)

「ほら。ご飯よ」

冷めたスープを差し出した

「ありがとうございます。」

(この、冷たさ冷淡さやっぱ最高)

「今日は、家の家事全て完璧にしなさい私達は仕事があるの。」

「は、はい!」

(いじめてもらえないのか、)

そんなことを思いながらスープを飲み干し家事に取り掛かった。

「お帰りなさいませ。レオ様リュー様」

「飯は?出来てんだろうな」

「は、はい」

食卓へ向かった

割と器用なミズキは、なかなか美味しそうなご飯を完成させていた。

「フッなかなかまずいな、もっと上手くやれよ。」

そう言ってレオは叩いた。

「うっ、も、申し訳ございません。」

(あ、叩いてくれた最高)

「部屋に行くわよ早くしなさい。」

部屋に戻るとリューは、散々いたぶった。

(最高こんなにされるなんて想像以上)

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