第5話 □18×16
触れてみてもぬくもりは感じないけれど
ガチガチで四角くて冷たいくらいだけど
リアルなお隣さんよりも溢れだすくらい
多々山ほど両手一杯におしゃべりしてる
ホンモノの声を聞いたことはないけれど
あたしの頭の中の想像でしかないけれど
コトバの使い方や言葉の選び方それらで
きっと必ずあなたのボイスはこんな感じ
お互いの都合いい隙間時間に会える関係
読みあって慰めて癒して励まして支えて
嘘ではない透明でクリアなキレイすぎる
刺激し合えるライバルでもあるマブダチ
見えない■の画面のずっとずっとむこう
同じものを大事にしている文字だけの君
あたしの気持ちあたしのコトバその意味
思い浮かぶ笑顔に貴重なあなたを感じる
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