立花光太郎 設定
@hato-karaage
立花光太郎
現代日本で言うところの秋田県出身。山間の集落で育った。父が花守で母は霊力が高めの一般人。その土地の土地神を奉りつつ、祟りを鎮める一族で一族の長は誓約上その土地を離れられない。5つの時に溢れた祟りを浴び高熱をだし、三日三晩苦しんだ後髪が白髪になる。
長男だが霊力は余り高くなく、弟の霊力が非常に高かったため家督は弟が継ぐこととなった。霊力が低い分、身体を鍛えて補おうと修練に励んでいるが花守としての力量は弟より劣る。
子供の頃から目付きが悪く身体が大きかったため風貌も相余って同年代の子供達から避けられる日々を送る。また、大人も無口で表情の読めない光太郎と積極的に関わろうとはしなかったため淋しい少年時代を過ごす。その際の心の拠り所になったのは父から渡された家に伝わる霊刀来光丸であった。
来光丸を大事にしているが自身の霊力の低さ故、使いこなすには至っていない。この事も光太郎の自尊心の低さを形作る一因になっている。
腐ることなく努力して乗り越えようという前向きさはあるが、優秀な弟の存在や来光丸を使いこなせていない事実等があり自信には繋がっていない。
哀れんだ父の計らいで夕京の大学へ通っていたが、卒業後また地元に戻り花守として働いていた。地元で働いていた際、見合いを三回ほどするが何れも向こうから断られている。霊境崩壊を受けて弟は誓約で動けず、また父も高齢であったため光太郎が赴くことになった。
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