疲れすぎた武士
武士とて疲れている日はある。そういう時は大体言動でわかる。
「洗濯機に入ってぐるぐる回ってみとうござる」
たとえばあれとかはだいぶ疲れてる感じですね。
どしたの。
「膨らむ前の餅の中に入り、餅が膨らむと共に某も桃から生まれる桃太郎のごとく飛び出しとうござる」
餅から生まれた餅太郎ってか。どっちかっていうと、その発想はさるかに合戦のほうが向いてるんじゃないかな。わかんないけど。
「ぷりんが作られる現場をただひたすらに見ていたい」
その気持ちはわからんでもない。
「ただひたすらに愛しめでられ、ぷるぷるであることを求められるプリン……」
だめだ……。
この武士は疲れすぎている……。
かくいう私も本日、眼鏡二つかけた状態で出勤しようとしてたんですけどね(※目は四つもない)。家出る直前に眼鏡の曇りに気づいて外してよかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます