超ゆるゆる~薬膳ごはん
AKARI YUNG
薬膳
3年前、薬膳に出会った。
『薬膳とは、食べ物がお薬だという概念のもと、個々の体質に合った食べ物を摂取し、未病を防ぐもので、名前がつかない体調不良の治癒に役立つもの。東洋医学の一部。』
医者に、「健康です!」と私は検査する度に褒められたけれど、生活がおぼつかないほどに体調不良だった。だから、ずっと独学で、自分でできる健康管理法情報を入手しては、試す、を繰り返していた。
約20年。トホホである。
そんなある日、雑誌で薬膳を知って、試し、その効果に驚いた。私の体は、薬膳の説明通り、本当にその通りぴったり完璧に創られていた。
それによると私は、「水滞」という水の回りがよくない体質を基本に、血が巡っていないらしい。また、「冷えのぼせ」であることが判明した。
ずっと、冷え性だと思っていたので、体を温める食材を摂取してきたが、その熱はみな、頭にこもってしまっていたのだ。
どうりで、年中微熱があって、フラッフラなわけだ。
薬膳の言う「涼性」や「寒性」――体の熱を取る作用のあり、なおかつ、「水滞」に効果のある食べ物(余分な水を排出する働きのあるもの)だけを摂取し始めると、あっという間に、体のだるさと重さが消えた。そして血が巡り、手先が温かくなった。微熱も取れ、頭すっきり。
何を試してもダメだったのに、見事に疲れない状態へ。「健康」という夢に見た生活が手に入った。ずっと、薬膳について書いてみたかったので……。
AKARIの超ゆる薬膳ごはんのエッセイです。
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