ポップミュージックと私

僕凸

はじめに

 私の趣味は音楽を聴いたり演奏したりすることです。特にジャズが好きです。

 自己紹介などで趣味の話をするときには、大体このようなことを言うようにしている。それはまぎれもない事実で、私は長年ジャズを好んで聴いてきたし演奏もしてきた。ただし最近はジャズよりもその周辺のファンクなどの音楽を演奏することが多いかもしれない。

 しかし私の音楽遍歴を振り返ったとき、ある時期から常にジャズがその中心にあったことは間違いないが、それ以外の音楽をまったく聴いてこなかったわけではない。例えばクラシック音楽に関して言えば、小学生のころ通っていたピアノのレッスンで習った曲はほとんどクラシック音楽だし、中学高校のあいだ参加していた学生オーケストラでもクラシック音楽を演奏し、そのころは結構な量のクラシック音楽のCDを図書館で借りてきて聴いた。今でもクラシック音楽は、ジャズほどではないがよく聴く。

 それでジャズとクラシック以外の音楽についてはというと、この二つに比べれば頻度はよほど低いがそれでもたまには聴く。それらの音楽は多くの場合ポップスとかポップミュージックと呼ばれるもので、中にはロックやR&Bやヒップホップと呼ばれるものもある。私は自分に「ジャズが好きな人間」というレッテルを貼ることで、自分がそうした音楽を聴くことをしばしば忘れてしまう。しかし私はポップミュージックが好きではないのかというと、まったく好きではないとは言えない。そうした音楽をたまに思い出したように聴くと、ジャズやクラシックを聴くときとは違った楽しみがあることに気付く。

 以下の文章は、ジャズを聴くようになって以降の人生において、私が好きになったジャズ以外のポピュラー音楽について、アルバム単位で紹介するものだ。これは私の備忘録であるが、同時にあなたの音楽人生をより豊かにしたいという願いも込めて私はこれを書く。

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