花火
夜は学校の校庭で花火大会。コンビニで買った花火に火をつけ、花火の輝きを楽しむ生徒たち。その中で、サッカー部の菊地萌子が花火になかなか火がつかず苦戦していた。花火の火口を見ようとする菊ちゃん。
「あぶない、菊ちゃん!」
安永が叫んだ瞬間、菊ちゃんの花火に突如火がついた。
「きゃっ!」
尻もちをつく菊ちゃん。その前髪に火がついている。
「菊ちゃん、前髪が燃えてる!」
モモが急いでハンカチで菊ちゃんの前髪についた火の粉を振り払った。
「あ、ありがとうございます」
菊ちゃんは恥ずかしそうにモモに礼を言った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます