グラウンドでは
体育館で「体操戦隊 ジムレンジャー」が上演されている頃、グラウンドでは安田が所属するサッカー部が練習をしていた。こちらにも多くの新入生が集まっている。練習中、ボールが新入生たちの前に転がり込んでいた。すると、一人の女子高生が勢いよくボールを蹴りだした。ボールは見事に安田に当たった。
「いてっ」
「すみませーん。あ。昨日の先輩!どうもどうも」
昨日入学式の日にちを間違えて学校に来た娘だった。彼女の手には昨日と同じようにおおきなペットボトルが。そのラベルにはこんな文字が
『パセリラムネ』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます