全てせけんの所為です。

暗闇研究所

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それは現実か?

それは虚構か?

それは妄想か?

理想は空想であり、現実は空虚な物である。

知りたくもない情報を知ってしまうのが現実だ。

そう、この世の中は形骸化した言葉を巧みに操り、全ての盾にしていくのだ。

何を見るのか?

何を知るのか?

そんなのは選択できない。

そう、「知りたい事だけ知り、信じたいものだけを信じる。」ことはできない世の中だ。

全てを捨てて走ることもできるだろう、だがその先にあるのは崩壊だ。

全てを置き捨てて崩壊を望むか?

それは、本当の話であり、嘘ではない。

実に現実的で面白くもない話。

不愉快な話だ。

だが、私にとってはそんなものだ。

実際、形骸化している言葉を使い過ぎた人間の教育は何を示す。

誰がいても気づかないのだろう?

知っている。

空洞化しきった人間性に教えられるのは空虚を示すようだ。

そんなものに、誰も救えやしない。

子供が好き、なら、死ぬ気で守ってください。

怖い、そう、私は怖いのです。

何も見たくない。

親なんてものは信頼できないに等しい。

どうしたって、国は助けてくれない。

教育委員会はどうせ、動かない。

脅迫された存在は、すでに動けないのだ。

私は怖くて、生きたくない。

あんなものは、収容室だ。

怖い。

そんなことを知りたくなかった。

夢を見続けるのもおかしな話だが、針のような、ナイフのような現実を私に突き刺すのもおかしな話だと思わないのか?

何も出来なくなった。

喋り方を忘れてしまったかのように声は出ないし、歩き方を忘れてしまったかのように動けなくなる。

全てせけんの所為です。

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