『深夜の底から』

やましん(テンパー)

『深夜の底から』


深夜の底から沸き上がる、あの、イメージ


からだを捻りながら沸き上がる、あの、ことば


こころを、ぐたぐたにして、突き刺さる、あなたのことば。


身体中が、凍結したような、メモ


『なぜ、これが、必用なのですか?』


差出人不明のふせん。


深夜に、蘇り、からだをつらぬき、


痛みが走る。


心のいたみも、からだのいたみも


まとめてやってくる。


右に左に上に下に、ころげまわる。


小さな叫び声をあげ続ける、


また、ころがる。


別のなにかが、また、襲ってくる。


『いつになったら、できるようになるの!』


わからない。


わからないのです。


苦しくて、わからない。


何を読んでも、理解が行かなかった


まったく頭に入らないんです


最近、すこし、ましだよ


音楽のほうが、わかりやすいんだ。


あなた、シューベルトさんの苦痛がわかりますか?


深夜の底から浮かび上がる、唸り声


それは、ぼくが発する、絶望のさけび。


ああ、もう、朝か。


お薬、追加、飲もう。


規定量越えるけど、時間が空いた。


深夜の底で、うめく、


それは、結果だよ、


なかみのない、かすかすの、実にならない、深夜の、かすだ。


あとは、捨てるだけの


   🍐  🍌  🍈

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『深夜の底から』 やましん(テンパー) @yamashin-2

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