【怖い話】彡(゚)(゚)「おんJで怖い話するで」

やきう

第1話彡(゚)(-)「はいもしもーし」友人からの電話

 ザアアアアア


彡(-)(-)「すー、くちゃくちゃ」ギリギリッ


プルルルルッ


彡(-)(-)「すー、すー、それはワイやないで、コイツや」


プルルルルッ プルルルルッ プルルルルッ


彡(゚)(-)「ふがっ、なんや?」


彡(-)(-)「電話」


プルルルルッ プルルルルッ プルルルルッ


彡(-)(-)「あーもう」


プルルルルッ プルルルルッ プルルルルッ


彡(゚)(゚)「うっさいなぁ誰や(用があるならスマホにかけろっちゅうに)」


彡(゚)(゚)「はいはいはーい(雨や、湿気クサッ)」スタスタ


彡(゚)(-)「はいもしもーし」


?「あっいたんだ、いるなら早くでてよね」


彡(゚)(゚)「あ-原ちゃん、何か用」


(´・ω・`) 「今から一緒に遊びにいこうと思って。その声、もしかして寝てたの」


彡(゚)(-)「ふぁー、まあそうなんやけど」ボリボリ


(´・ω・`) 「そうなんだ、ごめんね。それで駅前のゲームセンターに行く予定なんだ、いこうよ」


彡(゚)(゚)「ゲーセンねえ。でも外、雨やからなあ」


(´・ω・`) 「雨はもう降ってないよ」


彡(゚)(-)「そうやなあ(行ってもええけど、小遣い少ないしな)」


(´・ω・`) 「30分後にゲームセンターの自販機コーナーで待ち合わせようかな」


彡(゚)(゚)「原ちゃんすまんが、パスや。また今度にしてくてれんかな」


(´・ω・`) 「えー」


彡(゚)(゚)「ちょっとな、頭が起きとらんから、また今度な」


(´・ω・`) 「わかったよ。また今度ね」


ガチャ


彡(゚)(゚)「……(今日は気乗りせんから、しゃーないやで)」


彡(゚)(゚)「……雨、止みそうにないわ」


彡(-)(-)「ふぁあぁ、ねむ」


 しばらくして先ほどの原住民からの電話が気になり、スマートフォンでかけなおすことにした。


彡(゚)(゚)「んー、スマホスマホ」ガサゴソ ピッ


ピピピピッ ピピピピッ


(´・ω・`) 「はい、もしもし」


彡(゚)(゚)「あー原ちゃん、今さっき原ちゃんから電話したやろか」


(´・ω・`) 「うん、したよ。どうかしたの」


彡(゚)(゚)「そうやな、すまんな。寝ぼけとったみたいや」


(´・ω・`) 「大丈夫?(頭)」


彡(^)(^)「大丈夫やで、じゃワイは自宅待機やからまたな」


(´・ω・`) 「ええ。うんわかった、それじゃあバイバイ」


ピッ


彡(゚)(゚)「うーん」


ザアアアア


彡(゚)(゚)「そういえばNTTに電話するの、忘れるところだったわ」


彡(゚)(゚)「家の電話、はよ繋いでもらわんとな」


彡(゚)(゚)「雨の中、駅前か。原ちゃんひとりで行ったんかな」


彡(゚)(゚)「ゲーセンって、どこの?」


彡(゚)(゚)「駅前のゲーセン、とっくに潰れとるし」


彡(^)(^)「ただの勘違いやろな」





彡(゚)(-)「はいもしもーし」友人から電話 完

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る