障がい者差別(詩です)
野口マッハ剛(ごう)
たとえば
障がい者は死ねと言わんばかりに社会は冷たい
ひとつ聞くけど?
障がい者になるのって、簡単で、つらくて、誰も自分から望まなくて、
けれども社会はそれを理解したふりで
今日も障がい者になる人がいる
自分から言わせれば、さぞかし健康なあなた方が、勝ち組で人生の豪華客船に乗っていようが、いずれは一人ずつ降ろされてゆく。
そこは社会の底辺のさらに底辺が蹴落とされる
自分から言わせれば、健常者はせいぜい働いてから死ぬまでそうしていればいい。いつまでも障がい者に対して死ねと言わんばかりに圧力をかけるその醜い社会を盾にして。
障がい者に対して無関心、無視、挑発、攻撃
精神障がい者である自分の方が、こう言いたいよ?
健常者はせいぜい働いてから死ねと
自分からの精一杯の社会に対する反抗
障がい者差別(詩です) 野口マッハ剛(ごう) @nogutigo
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