カクヨムぷりてぃぽっぽ君の日常　小ネタ

ぽっぽ君はこーちゃんを待っていた。雨の日も、風の日も、桜が散る春も、夏の疲れた空気の中でも、秋の枯れ葉の中でも、冬のしんと雪が積もる中でも。

こーちゃんは来なかった。

ぽっぽ君は疲れて眠ってしまった。

夢の中でこーちゃんと会う。

がんばるんだよ！ぽっぽ君！

こーちゃんは校庭に響く、ぽっぽ君の歌をくる日もくる日も聞いていた。

やがて、ぽっぽ君は、ひよこから一人前の大人になるために訓練をした。

毎日1時間の筋トレを一年行い、

ぽっぽ君の腹筋は割れ、

ぽっぽ君はマッチョになって帰ってきた。

ごめんよぽっぽ君！

こーちゃんの叫びが大学の中をこだました。

バッドエンドその1。ぽっぽ君マッチョになる。これで一人前だよね、こーちゃん。

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