たこ焼きを食べよう!

イド:こじゃんと緩い生地?でほんまにたこ焼きになるんじゃろか………(水じゃろ、こりゃ……)


酣:主様、まだ焼けてませんけど。ひっくり返すのはもう少しお待ちくださいませ。


音無:あ、生地がぼろぼろになってる…(ここまでぼろぼろになったら炒り卵のようだな…)


イド:ちょい、まだきゃ?長うていられる…。加減がちいとも分からん。


日向:え、イドと音無さんはまだ待ってるんですか?


(日向は手際よく回している)


音無:わ、日向さん巧い。(主と俺が下手なだけかな…)


イド:よっしゃわしも……?(中身をかき回すだけで返せていない)


酣:主様、金型に引っ付いた生地を剥がすように竹串をですね…こうぐりぐりと回せば、ほら。


音無:うう、姉さんも巧いなぁ…(俺も主と変わらない位下手だからな……あ。また穴があいた………)


日向:音無さんとイドは……全然進んでないような。しかもさっきから焦げ臭いんですけど。


酣:え……っ。主様?さすがに待ちすぎなのでは…


(見かねた酣が二人の生地をひっくり返したら、焦げて真っ黒になっている)


イド&音無:え!?なんで焦げた(焦げてるんだろう)!?


酣:もう!私が焼きますから待っててくださいませ…!(生地と時間の無駄ですね)


イド&音無:すまん(すみません)…


日向:(かなりひっくり返していた気がするのですが……)本当に不器用なんですね…お二人とも。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る