第1話 絶望の日
「やっと終わったか...」
ため息混じりに
1993年3月、この日僕の中学校生活が終わった。
卒業式後学校付近の公園で同級生が笑い、泣き、写真を撮っている間に僕は家に帰るために歩を進めていた。
家に着き、制服を脱ぎ散らかしベッドに飛び乗り横になる。
この時期になるといつも『あの日』のことを思い出す。
あの日、僕が見ている世界は『あの日』を境に色が無くなってしまった。そして希望も願望も持てなくなった。
僕はそのまま『あの日』を思い出しながら深い眠りについた。
きみが残した世界には... @Hachi__8
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