初期案3

サイ「(くっ…痛ぇ……。ここは…何処だ…?

体は…動かねえ…か。)」


サイ「(ちょっと待て…まさかここは…村の医師の家か…?村の連中はゲブラー共に…

くそっ…訳わかんねぇ…)」


??「目が覚めましたか、サイ?黒月の森で意識不明の重体に陥ってたんですよ。」


サイ「シタン先生…無事、だったのか?ゲブラー共に拉致られたと思ってたんだが…」


シタン「ええ…兵士を倒しつつ村の人を避難させてました。子供達と女性は何とか。」


サイ「そうか…(何故だろう。今までに感じなかった違和感を感じる。何だ…?)」


シタン「?顔色が優れませんね…まだ痛むのでしょう?とりあえず今は休んでください…。ゲブラーは立ち去っています。」


サイ「あ、あぁ…そうさせてもらうよ……。」

(鎮痛剤を打たれてサイはまた眠ってしまった。)


シタン「む。カールから連絡が…ええと、サイの記憶…守護……連れ戻す…」

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