2:人形と天使
case01:ヌル(元リエル・サイ)
ヌル:属性…?爆発とか?ミサイルやレーザーってなに扱いなんだろう。
エル:ちょい待て!重火器は換算に入れなくていいって!(カンペ見ながら)
ヌル:うーん……じゃ魔法か。あ、アズライルの力って闇!(確率即死付与)侵食&変容も闇扱いなのかな?
ヘルム:使用意図は完全に光だったんですけど。私はあの技で解き放たれました。
ヌル:……うん!あの技ね、サイのアイデアなんだよ。支配されたならし返せばいいって!
エル:(大元の考えはやっぱ闇だった!さすが狂魔士……あの野郎…!)
ヌル:でもね、サイが力を託してくれてたから……使うの、怖くなかった。
エル:"力を託してくれてた"……か。(昔の奴では考えもつかないな。いずれその話を聞きたいもんだ)
ヘルム:そう言えば神の魔法を受けたとき一切ダメージを受けなかったんですよね?
ヌル:うーん……そうだっけ?確かに全然痛くなかったけど……
エル:確か喰らったのはテンペスト(風)とライトニング(雷)だけどな…(俺は普通に痛かった、多分干渉無しだろう)
ヘルム:………!ちょっと、調べても宜しいですか?
ヌル:………?うん、いいよ?
(何かに気付いたヘルムは身体を分解して調べている)
ヌル:あのね、そんなにがっつり調べるんだ?
エル:(あんな場所にハッチが…どうやって開けたんだろうか。)
ヌル:ね、エルまでそんな興味深そうに見なくても良いじゃん……
エル:はは…ちょっと珍しいもんでつい。忘れてたけど全身機械だもんな………って。
ヘルム:………お。予想通りですね…さすがサイ。魔法無効の障壁展開装置を組み込んでました。
エル:じゃああれか、属性関係なく魔法だから効かなかった……?
ヌル:そっか…サイがこの身体にしてくれたからなんだ。
サイ:(遠距離で戦闘支援に回るような駆体だったからな、魔法無効にすりゃ攻防無敵な最強兵器になるだろ?)
エル:………サイの思考に一瞬でも期待した俺が馬鹿だった!
特記事項:魔法無効、水雷耐性-50%、闇耐性100%
case02:エル・アーク(元イド・ウェパール)
エル:………はぁ。俺は聖剣アルテマを使うから攻撃は……無属性。生前は全属性の魔法を撃てた(ヌルも同じく)んだがな…
ヘルム:え、無属性なのですか?あの時次元の狭間で私を助けてくれたとき、放ったアルテマも…?
エル:………そうだぜ。逆に何属性だと思ってたんだ?
ヘルム:てっきり光属性かと踏んでたんですが…ほら、悪魔は闇属性っぽいじゃないですか。
エル:そっか。一つ教えとくが悪魔は全属性耐性持ち、物理無効だ。だから俺等天使にしか相手にできないのさ。
ヘルム:………ほぅ。厄介な存在なのですね。
特記事項:物理無効、光耐性100%、闇耐性30%
case03:ヘルム
ヘルム:私は…そもそも戦闘から引退して長らく経ってしまいましたからね。正直なところ、自分の戦う様も覚えていないんですよね。
エル:確かに、ヌルにボコられた以外で戦うのは…………天使の命をかっ食らった時だけどな。
ヘルム:あれはノーカウントですよ。私、死亡してましたからね……
ヌル:そだね。操られてたんだから、本性じゃないもん。
特記事項:水雷耐性-100%
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。