美しい姿勢と筋肉の作り方

顎のしゃくれ

顎がしゃくれている人に多いのは、痩躯で、筋力がない人だ。

腹筋に力が入らないので下の歯に舌を押し当てて体のバランスを支えている。

逆に言えば小さい頃から舌が下に落ちてしまっている人は、そこでバランスを支えているので腹筋をあまり使ってこなかったとも言える。

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ロボットを想像して欲しい。ロボットを二速歩行させる事は非常に難しいと言われていた。なぜなら人間がいともたやすく行っている行為、『無意識にバランスを取ると』言うことを、すべて自動的に行えるよう、インプットさせなければいけないからだ。

歩くという行為は、我々が当たり前に行っている事だが、非常に絶妙なバランスコントロールによって成り立っている。

ロボットは1つのバランスが崩れると転倒してしまうのだ。

それと同じだと思っていい。

舌が下に落ちてしまっていると、顎が前に吐出するので、体のバランスを取るために猫背になる。

志村けんがアイーンをする時みたいに、顔が前に出る。うなじが縮こまる。

そうすると肩が前に丸まってしまい猫背に。

バランスを取るために、骨盤が後傾になる。

顎が上を向くので見下ろすような伏せ目になってしまう。

1つが崩れてしまうと、それに適応できる体に仕上がってしまうため、美しい姿勢とは違う体に仕上がってしまうのだ。

よく動物がそこに適応できるように姿形が変わって進化を遂げるのと一緒で。

なのでそれを元に戻す。

1、まず、肩を開く。縮こまった肩を胸を開いてあげる癖をつける。

2、すると自然にうなじが伸びて、顎が引かれる

3、そのまま口角を上げる。うなじの髪の付け根のあたりを後ろ上から引っ張られるイメージで。

4、相手を上目遣いに見上げることができるので女の子はバッチリ。

目の大きさは目の筋肉が関係しているので、瞼の筋トレにもGood。

しゃくれの方は顎先の吐出により、下唇が巻き込まれていると思いますので、下唇をふっくらと出してあげる。

口紅やグロスを日常的に塗って唇を意識するのもいいと思います。

ちょっと軽くあひる唇のような感じに。

ご飯の咀嚼時、舌先が下の歯の裏を突いているはずなので、上へ。

水を飲む時も舌を上にあげる。

これらでだいぶ改善されるはず。