第6話初恋
私は中学3年生の時に彼を鷹本夕を好きになった。夕は覚えていないかもしれないが私たちの出会いは中学3年の時に参加した剣道部の合宿だ。
彼は隣町の公立校の剣道部の部長で部員たちからも好かれていた。
私は中学受験をして地元のエスカレーター式の私立校に通っていた。部活には入っていなくて帰宅部だった。ある時剣道部が隣町の学校と合同で合宿をすることになった。合宿直前になって1人合宿に行けなくなりその代役として私が呼ばれた。先生曰く私も幼い頃に少しだけ剣道をやっていた経験者だかららしい。最初は仕方なく参加した合宿だった。
こんなにも人を愛おしく思うようになるなんて思いもしなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます