スーパーロボット大戦DD ワールド紹介①


「スーパーロボット大戦DD」とは2019年8月21日より配信されているバンダイナムコエンターテインメントより発売されているスマートフォンゲームアプリでありスーパーロボット大戦シリーズのひとつである。


 このゲームは各ワールドが設定されており、版権作品の融合がなされており面白いので軽く紹介いたします。ゲーム中は「第一世界」等で各ワールドを呼称していますが、ここではファンメイドで呼ばれている名称で紹介します。なお、版権作品ひとつひとつの細かい説明はありません。



 ワールド0────オリジナル世界


 登場作品『スーパーロボット大戦DDオリジナル』


 南極氷床下に眠る遺跡(異星からの宇宙戦艦エルツァード)の発見により解析された超技術で人型機動兵器D・T《ドミナント・トルーパー》が開発されたロボット兵器が生まれ始めたばかりの世界。


 遺跡(艦内)で発見された巨人「ディーダリオン(CV阿座上洋平あざがみようへい)」とD・Tテストパイロットチームリーダー「大門だいもん恵留めぐる(CV長久友紀ながくゆき)」通称メグとの対話から物語は始まり、南極氷床下大空洞に現れた新たな巨人「アンギルオン(CV杉田智和すぎたともかず)」「マービュリオン(CV遠藤綾えんどうあや)」とディーダリオンとの戦いにより引き起こされた空間歪曲現象により複数名のD・Tテストパイロット達を巻き込み多数の平行異世界へと飛ばされてゆく。平行異世界のひとつで目を覚ましたメグはひとりの青年「ディド」と出会う。彼の正体は人間の姿へと変身したディーダリオンであった。


 オリジナル世界にはこれまでロボット兵器が誕生し始めた世界であり、遺跡よりディーダリオンと共に発見された「メラフディン」と呼ばれる機体から得られた異星超技術を基に開発されたD・Tドミナント・トルーパー「グラフディン」が試作されている。メラフディンは遺跡艦内から複数機の残骸が発掘されており、唯一修復された一機「メラフディン2」がメグの機体となっている。グラフディンの動力はメラフディンの残骸から移植された「TMPI」であり「フェノメナー」という特殊能力者にしか操縦できないため、新たな大型動力を開発する課題が残されている。現在フェノメナーを発動できるのは女性のみである。グラフディンは癖のあるパイロット達の趣向により得意武装やカラーリングが異なっている。



 ワールド1────昭和世界


 登場作品「デビルマン(原作漫画版)」「超電磁ロボコン・バトラーV」「鋼鉄ジーグ」「聖戦士ダンバイン」「聖戦士ダンバイン」New Story of Aura Battler DUNBINE」マジンカイザー(OVA版)」


 その名の通りの昭和世界。最新の家電がFAX付き電話機である事が語られている。恐らく1985年くらいの時代と思われる。なお、マジンカイザーOVA版は平成作品であるが昭和にカウントされている。


 この世界は機械獣軍団の脅威に晒されている以外は比較的平和な世界。司馬モータースという店にバイク小僧達が集まって来ており兜甲児、ショウ・ザマ、葵豹馬などは顔見知りであり、兜甲児の同級生である不動明は付き添いで覗きに来たりもする。司馬モータースのオーナーでありプロレーサーである司馬宙が最年長の兄貴分であり、昭和世界のまとめ役でもある。


 やがて、この世界は氷河時代の眠りより活動を開始した異星勢力キャンベル星人。地下勢力(邪魔大王国 デーモン一族)により脅威に晒されてゆく事になり、各コネクションとの協力の元「スーパーロボットチーム」が結成されてゆく事になる。それと同時に異世界バイストン・ウェルより行方不明になっていたショウ・ザマがビルバインと共に合流する。


 この昭和世界に流れ着いたグラフディンパイロット「上牧かんまき 早希実さきみ」通称サキミ(CVはんめぐみ)は光子力研究所の通信員をしている。

 この世界にディーダリオンが召喚された場合。最初に接触するのはマジンガーZとなる。


 なお、デビルマン(原作漫画版)のキャスティングは速水奨さん等OVA版デビルマンに準拠している。今現在、OVAの範囲を超えて魔将軍ザンの配下が活動を開始し始めたばかりである。

 ダンバインOVAは物語の途中から合流。




 ワールド2────α世界


 登場作品「超電磁マシーンボルテスV」「機動戦士Zガンダム」「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」「機動戦士ガンダム逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン」「勇者王ガオガイガー」「ベターマン」「チェンジゲッターロボ世界最後の日」「エヴァンゲリオン新劇場版(序・破)」「機動戦士ガンダムUC」「電脳冒険記ウェブダイバー(期間限定参戦)」


 スーパーロボット大戦αのコンセプト参戦作品世界。既に戦いは開始されており、大半の作品が物語の途中からである。ベターマンは後の追加参戦。ウェブダイバーは一時的に原作終了後のグラディオンのみがこの世界にやってきた(杉田智和氏(元スパロボP寺田貴信氏との監修共作)脚本による特別参戦。二本没になったらしく恐らく杉田氏の思い入れの深いアニメ版魔装機神サイバスターとハリウッド映画パシフィック・リムと予想される)。

ボルテスVの郷光代ごうみつよ博士がジェガンに乗ってボアザン獣士に特攻していったのが一時なぜかSNSで小さく話題になった。


 異星勢力ボアザン星人や機械生命体ゾンダー、謎の敵 使徒、インベーダーの脅威に晒され、幾多の戦争を繰り返してもなお地球人同士の戦争が終わらない。赤い海に覆われた最も滅びに近い世界。第二次ネオ・ジオン抗争の真っ只中にあり、シャア・アズナブルが健在であるためか「袖付き」の首領らしき人物は物語序盤では謎に包まれている。


 この世界に飛ばされたグラフディンパイロット「ユンナ・ドーソン(CV上田麗奈)」通称ユンナは特機(α世界のスーパーロボットの総称)保有組織とロンド・ベル隊による防衛計画「SR計画」に協力するため伊豆基地に身を置いており、そこで15年前から帰還した流竜馬と黒いゲッターロボと遭遇する。



 なお、オリジナル展開により機動戦士Zガンダムのフォウ・ムラサメがサイコガンダムと共に仲間になっている。バナージ・リンクスのユニコーンガンダムの力を借りたZガンダムが救出したようである。最初は影が薄かったが、とある作品の新任作戦立案者がサイコガンダムをスーパーロボットと勘違いした辺りからフォウとサイコガンダムは面白い活躍をするようになった。最近、フォウの口からマリーダ・クルスの二人の姉がネェル・アーガマに居たことが語られたため「機動戦士ZZガンダム」のガンダムチーム達も共に戦っていたと思われるが、今現在なにをしてるのかは不明。ウェイブライダー突撃からパプテマス・シロッコ生存の噂も出てきたため、第二次グリプス戦役に突入する可能性も高まっている。

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