　このカクヨムコンの忙しい時期にこっち書いてすみません。気晴らしに書いてるはずの新作短編の最終話を消して書くを続ける永遠に走るマラソン状態のものです。フデよ、なぜ動かん。と、自分の事情は置いときまして。ちょっと驚きな事があったんで、はい。

　みなさん「ゾンビランドサガ」という佐賀を救うゾンビアイドルブラックコメディアニメをご存知の方もご存知で無い方もいると思いますけど、昨日スマホ（スパクロ）ではありますがスーパーロボット大戦に参戦することが決定しました。今回のタイトル「サガ・ザ・グレート7」というのがスーパーロボットの名前です。ちなみにゾンビランドサガ本編には未登場のスーパーロボットです。そういやゾンビ主役のロボット参戦は初か？

　いったい何事という感じですが、アニメ本編で「超新星（ちょうしんせい）フラッシュマン」というスーパー戦隊作品のパロディーをやった時に歌った曲のCD記念にメカデザイナーの大張正己（おおばりまさみ）さんが応援デザインをした（このアニメのファンらしい）スーパーロボットだそうです。当時のCD売り場にポスター貼られてたんだとか（間違ってたらごめんなさい）。

　で、約一年くらい前に大張さんからスパロボの寺田プロデューサーに「ゾンビランドサガ（の応援メカデザインやったから）スパロボに出して」と言われたのが最初だそうで、紆余曲折あってスマホに参戦が決まり、真正面の上半身しかデザインが公開されて無いので、大張さんに「下半身デザインください」と連絡したら「無いよ」と返されたそう。

　ただの応援デザインだから設定もなにも名前すら無かったようでまた1から造ったみたいです。

　で、肝心のデザインが、これ凄いカッコいいの。顔がベテラン声優、速水奨さんのデビュー作でもある「機甲艦隊（きこうかんたい）ダイラガーXV」のダイラガーにちょっと似ていて左右非対称や三角の頭とカラーリングが昭和の戦隊ロボットを彷彿とさせます。大張さんが箱型ボディのデザインを描くのも珍しくて貴重ですよ。背面もビッシリと描き込まれてキャタピラ背負ってるのもまたいいですね。これ、合体分離するんだろうなと思わせといて設定無いから分離しねぇという大雑把さ。

　さらに昭和戦隊ロボットオマージュなので両腕はグーのまま固定です真ん中に穴が開いててそこにスポッとなんか武器を差すそうで、絶対に指が開いちゃダメなんだそうです（フワッとした設定の中でここだけは強調するバリさん）。なんか必殺技か武器かわかんないけど「サガガガーン」てのが装備されてるかもしれないらしい。この「サガ・ザ・グレート7」というのも昭和リスペクトなんでしょうねたぶん。ほら、昭和作品てザ・グレート多いイメージじゃないですか「タイガー・ザ・グレート」とか「キン肉・ザ・グレート」とか「エルチ・ザ・グレート」とかね。グレート7てのもたぶん「光戦隊マスクマン」のロボット「グレートファイブ」からでしょう。7もゾンビランドサガのフランシュシュが7人のアイドルグループだからでしょうし。

　個人的には平成初期の元小学生キッズだった僕には改めてみても刺さるカッコいいデザインですね。他にも刺さる人はいるんじゃないかしら。これ、こんだけ作り込んだデザインなんだから二期のどっかか外伝OVA的なの作って使えばいいのになぁ。参戦終了した後に腐らせるにはもったいねぇぞ。まぁ、ゾンビだから腐るのもそれはそれで美味しいかもだけど。

　しかし、このほぼ設定が無いフワフワしたこのスーパーロボットをどう参戦させるのかなと思ったら、大張さんが監督やった速水奨さんが演じた超重合神のサンド男（マン）ならなんとかできるんじゃねという事で砂（サンド）マン頼みで超重合神（グラヴィオン）も追加参戦します。