空の青さを知る人よ
あらすじーーーー
「
そんなある日、いつものようにかつて慎之介がバンド練習をしていた山小屋でベース練習をしていたあおいの前に突然、13年前と同じ姿をした慎之介が目の前に現れた。驚いたあおいは急いで家に逃げ帰る。冷静になって考えたあおいはあれは幽霊なのではと疑う。そんな中、町お越しのためにやってきた演歌歌手「
この作品は「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」や「心が叫びたがってるんだ」等で有名なアニメ制作チーム「超平和バスターズ」によって制作された10月11日から公開されている青春アニメ映画です。今作は前二作と合わせた埼玉県秩父市を舞台モデルとした青春三部作だそうです。
ちょっと気になっていたので、観てきました。率直な感想としては素直に面白かったです。冒頭にあおいが奏でる腹に響くベース音は映画館だけの特権ですね。この冒頭のベースギターから13年前の山小屋でのバンド練習をあかねに連れられて見に来ている幼い頃のあおいと「しんの」と呼ばれていた慎之介との交流を自然に描き、突然高校二年生のあおいの前に同じ場所に現れるしんのとのシーンを印象づけてます。
作品全体を観て思ったのは、夢を持っていても大人社会に入るとままならずに諦めてしまっていた自分と慎之介を重ねてちょっと切なくなった事と、様々な青春の形ですね。大人なりの恋愛とまだ諦めてはいない青春の形。ままならずに叫びたくて切ない初恋とまだ始まったばかりの青春の形。憧れ。目標。家族。言葉で現すのは難しいですね。人それぞれの形や色が見えてくると思います。個人の意見なのでもしかしたら何も感じないと言う人もいるかも知れません。
大人になって観るのと、学生時代に観るのとでは感じる世界はまた違うと思います。この作品を学生さんが観ているとしたらそれは素晴らしい経験かも知れません。大人になってまた違う目線で観れる可能性があるのですから。「あいみょん」さんの楽曲も素晴らしいのでエンドロールは最後まで観るのをおすすめします。
キャスト陣も素晴らしかったです。主人公 慎之介=しんのを演じた「
あかね役の「
新渡戸 団吉役の「
あおい役で元子役の「
おすすめとして紹介しましたが、空の青さを知る人よを観た方の感想も聞いてみたいです。
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