巨魚名鑑③

〈ガーディアン〉

 最大全長:可変

 パルス器官:有


 フィンや歯牙の王トゥースがパルスを用いて召喚・使役する巨魚。

 

 より正確に言えば巨魚を模した生物兵器というべきもので、それそのものに知能は存在せず、召喚者の思考や精神状態を反映して動く。また用いたパルスの量や密度に応じてハッキリとしたシルエットを獲得し、体表のカラーリングは召喚者のパルスと同じ色となる。

 

 本体である召喚者とは分離して動いている状態と、融合している状態があり、このうち前者に関しては体が半分水で作られているような状態となる。また、本体が死亡または気絶、戦意喪失をしない限り、時間はかかるものの再召喚が可能。

 

 本編においてはフィンが召喚したものと歯牙の王が召喚したのものが登場した。

 

 歯牙の王が召喚したものはカラーリングが灰色、形状はヌタウナギに似た。デンキウナギやヤツメウナギの特徴も併せ持ち、皮膚から灰色の電流を放ったり、ウナギの稚魚・レプトケファルスを模した魚雷のような攻撃も行う。

 

 フィンが召喚したものは翼の生えた金色のクジラで、攻撃手段は持たないかわりにエネルギー量が桁違い。本編においてデア・ヴェントゥスを浮上させた上で防護して突撃を仕掛けるといった芸当は、実はフィンのガーディアンでなければできない。

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