第56話*
あなたに近づこうとしていた女吸血鬼達は側に来ると一斉に後ずさりをし始める。全身から発せられる強烈なニンニクの匂いが近寄らせないのだ。はああ、と息を吐きかけるだけで悶絶する。
今やあなたが女吸血鬼達を隅に追い詰める番だった。
「お前たちのマスターはどこにいる?」
できるだけあなたから遠ざかろうとしながら女たちは上を指さす。
「そうか。2階だな」
あなたは思い切り息を吸い込んで吐き掛けると全員が倒れ伏した。当分活動することはままならないだろう。あなたは先にボスを倒すことにしてこの部屋を後にする。
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https://kakuyomu.jp/works/1177354054890935249/episodes/1177354054890936066
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