『戦利品』

 一緒に仕事してるメンバーで、遊んできました。


 同性だったら、ゆったり過ごせるお店を見つけて、食べてお話して──って想像しやすいんですけどねー。


 自分を含め女性二名、男性一名。

 うーん……何して過ごすん? 異性を含めて遊ぶなんて、学生以来……なんですが。目的も無しに集まるのはどうなんだろう、と思えて、「そういや行かないねー」って合致したゲーセンへ行きました。


 私が知らないだけで、ほとんどの世代、一度はゲーセンへ行ってるのかな? そう思うほどの賑わいでした。


 とりあえず千円を百円に替えて、とりあえず硬貨を入れる。きちんと計算すれば、二~三枚は飛んでるでしょう。


 キャラクターの柄があるタオル、

 キーホルダー、

 ぬいぐるみ、

 普通に買えばワンコインだろうと思う商品が、透明な箱の中にある。クレーンゲーム……あぁでもない、こうでもない、と頭を捻る。


 百円が簡単に消えてしまうので、諦めの空気が漂い出す。というか、1個でも取らなきゃ本当にお金が吸い込まれていくだけになるのでは? それだけは嫌。


 取れそうなやつ~……と探し回り、手のひらサイズのちいかわをゲット、してもらった感じですね。プレイが終わるたびに百円を投下してました。そうする事で、継続させる心理作戦?(笑) もうちょっとのはずだよ、無駄にできるか。

 三人それぞれに戦利品。うん、満足。


 太鼓の達人もやってみたかったな~。空いてるなら提案したんですが、極めてる青年がおりまして、提案せずに終わりました。


 日頃、一緒に過ごしてる空気がありつつ、初めて遊ぶ非日常の空気。楽しかったな。


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