『深読みしすぎたっ……いや小説を書くときの癖がっ』
「どういう漢字やったっけ」
趣味仲間が思い出しながら、あぁでもないこうでもないと数人で話している中へ、私、たまたま知ってたので言ったんですよねー。それを何回かしているうちに、漢字が得意な人となってしまいました。
まぁ、それを弄る理由に使っているだけだと思っています。聞いてくる人、趣味仲間しかいないので。
「たいせいって、どんな漢字やった?」
私の頭では、体制と体勢が出てきていました。体勢を整えるなら、勢いだったかな。今になって思うのは、なぜ言葉の前後、文章まで考えたんだろうって。
頭の回転が悪い日だったんです。それに、小説を書くとき、体勢だけがどの漢字だった? なんて個人的に躓くものでして……変に深読みしてしまった。
で、近くに居た人はスマホで検索。それが一番速いですよ、そして勢いのほうだと出た。
趣味仲間は画面を二度見しました。「たいせい、大きいっていう字使うん?」
これはピンときたので、「体だよー」と言っておきました。
紙に書いていたのは、態勢だったようです。みんなグダグダでなんだかホッとした。
言葉と向き合うといいますか、意味を考えて辞書を使うことが増えて、知っていたらすぐに答えられるけど……余計なことまで考えてしまうんですね。
えー? どっちの意味のたいせい??って頭になっちゃってました。
いやー、びっくり。
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