p.155 あつ森にて、真面目キャラゆえの悩み

 以前はオトナ系の口癖を真似していたのに、最近はげんき系(自称アイドル)の口癖を真似している。


 そして、またオトナ系の口癖を真似る。


 仲良くなってくると、口癖を変えたいという、小さなイベントが発生する。お互いだけが知っている挨拶がしたい等々。


 オトナ系には、元々の口癖から近い言葉に。

 げんき系には、オタクが使うというか、ネット用語というか、そういう部分で見掛ける言葉に。

 はじめのうちは個性がなくなる気がして、ひたすら「そのままでいい」を選択していた。あと考えるのめんどうってのもある。

 一度変えると、面白さがクセになり、考えるのも楽しい。


 ふつう、真面目キャラゆえに、何か特徴がほしかったんだろうと思う。憧れだとか。


 キャラクター同士が話しているところを見掛けたから、何を話しているか突撃。内容が見れるし、口癖なら変える瞬間に立ち会える。内容によっては意見を求められたりする。


 コロコロと口癖が変わる、真面目系のキャラ。強く突っ込めないなぁと感じてしまうのは、自分も近い部分があるから。


 真面目系からは、こんな手紙をもらうことがある。

〝マジメすぎるジブンを変えるため、努力を始めたんです。ラフな言葉づかいを勉強したり、目分量で料理してみたり、日々マジメに……あら?〟


 結局マジメなんだよなぁ~。解らなくもない。身に覚えありすぎる。笑



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