p.20 落ち着きたいから片付ける

 ボクらの碧い日々、完結にしました。新鮮味がなくなってしまってな。

 あと、登場人物キャラクターの性格が危うくなってきてな。作り出したキャラなのに、頭をかかえる。笑


 短いけどもキレのある話に、してみたわけだ。お酒入ったチョコをイメージ……なに言ってんだろうな。


 章をつくり短編にして、いつの間にか連作短編になってましたね。

 その方法だと、普段短いのを書いてても、やりやすいかも。



 自律神経の乱れなのか、何となく調子が悪い。目先に土日があるし、急に休みますっていうのもなー。


 なんとか乗り切って帰ると、大規模な断水のお知らせという紙が食卓に。そういや、仕事場でもちらほら聞いたっけ。ただ検品ミスが出てきて、それどころでは無かった。


 朝から取引先の社長さんがいるし、珍しいから何事かと。盗み聞きしてみると、重要な部分はボヤされてる様子。それぞれ気を付けるように、だろうか。


 各々取り掛かっていた作業を中断、検品してOKが出たら袋詰め。


 テーブルごとで分けられているだけの、同じ空間では “何かあったな” って分かりやすく「てとさん、何かあった?」なんて聞かれた。


「詳しくは聞いてないですけどね。先輩に聞いたほうが早くないですか?」

「それが出来ないから、聞いてるんだよ」


 あぁ~…、苦手ですもんね。向こうも苦手って思ってますよ。大事なことだけ私を通して情報を得るの、如何なものか。無口だから?誰にも言わないだろうって?


 休憩につまもうと鞄へ入れておいた、アーモンドチョコ。無我夢中で口へ入れた。身体が甘いのを欲していたのか、すこし落ち着く。



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