七曲目:うえだゆうじ『タケシのパラダイス』

 先日友人と集まった際、流れでポケモンの話になりました。私も友人もポケモンの大ファンでありましたから、かなり盛り上がりました。

 最初は本編最新作ソード/シールドの話だったのですが、そこからアニメの話になり、アニソンの話になり……。

 その中で名前が挙がった一つにこの『タケシのパラダイス』がありました。なのでこれです。

 それ以外にも『タイプ:ワイルド』だったり『OK!』だったり『ポルカ・オ・ドルか』だったり『ひゃくごじゅういち』だったり『ポケモン言えるかな?』だったりと、色々挙がったのですが、あえてのこれです。

 名前を聞いた瞬間、もう大爆笑。腹筋が痛くなりました。うえださんの声が頭の中に響いてきて、もう笑わずにはいられません。

 この曲はアニメポケモンの無印時代のエンディングテーマですが、放送期間がたったの六週間と、かなり短いです。

 そうなれば当然、その楽曲の印象と言うのは薄くなるはず、なのですがね……。この曲は脳内に強烈に残ってます。そりゃあもう、接着剤たっぷり塗りたくって押し付けられたんじゃあないのか、というぐらい。

 歌詞のバカバカしさ(とにかくおねえさんを讃える、おねえさん賛歌ですよ……)もさることながら、エンディングの映像も中々インパクトが強かったですね。タケシがノリノリでサンバ踊ってる映像は未だにくっきりはっきりと思い出せます。

 ポケモンも長寿アニメなので、曲もたくさんあります。中にはこんなふうにバカ騒ぎするような内容のものも結構あります。そしてそれら全てが名曲足りえます。

 でも、やっぱり『タケシのパラダイス』には勝てません。この吹っ切れたバカバカしさは、他の曲にはありませんから。名曲にして迷曲です。

 惜しむらくは、これ以外にタケシの持ち曲がない事と、現在は知る人ぞ知る曲になってしまっている事でしょうか。

 ともあれ、久々にこの曲を思い出して、CD引っ張り出して聞いて、大笑いしました。

 放送期間が短いながら、強烈な印象を植え付ける迷曲。ぜひ一度聞いてみてほしいです。








   





 アニメにタケシ復活来てくれないかな、と思っていたのですが……これはもう無理かもしれませんね……。お姉さんに言い寄って仲間に耳を引っ張られて連行される、あのお約束が恋しいです。あ、グレッグルも良いですね。

 やはりサトシの最高の相棒はタケシですよ。デントもシトロンも悪くはありませんでしたが、私としてはやっぱりどこか違います。タケシが一番合っていますよ、多分。

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