アイツとは関わんない方がいいよ。
A yurt(ア ユルト)
第1話 アイツって少し変わってるよね。
つい昨日、このクソったれた染みた一般人(以後軽蔑の念を込めてパンジンと呼ぶ)がただそこに居るだけのゴミクソ高校に戻ってきた。
この3か月間夏休みを利用して語学留学をしてきたのだった。
僕は思うが、あそこの国にいる人たちが完璧だとは到底思いもしない。しかしね!しかしながら英語で言えばhowever!ここの高校の人間はクソったれ以下だ!英語で言えばwhat a fuckin!クソ!ぼくがクソだと思う彼らについて、この日記帳に記していく!もし第三者が読むことがあっても僕を批判しないように!
受け入れがたい現実を渋々喉元過ぎさらせる。僕は今授業を受けている。生徒から、先生から奇異の目で見られている。
金髪だからだってさ、そんな文句ありげな感情向けてこなくたってよくない?だから俺は俺を見た人間を思いっきり睨んでやった。お前こそが俺の親の仇だ!と言わんばかりに睨んでやった!クソ!あいつら面白がっていやがる!海外にいたら皆全員こうなるんだよ!みんな! おい!あああ!なんなんだよまじで!言いたいことあるなら直接俺に言ったらどうなんだよ!文句あるんだろ!先生なら注意したらどうなんだよ!ああ!俺が悪かったよ!うるさいなもう!
なんたってあいつらは俺をそんなに嫌がるんだよ!さっきだっていくらか仲が良かったはずの、唯一の知人に声をかけたが、あいつは無視しやがった!なんだよ!俺はお前の事が心底大嫌いだけれど、お前が居なければおれはぼっちなんだよ!それぐらいお前は分かってるだろ!もうくそが!ふざけやがって!ああ腹が立って仕方がない!
移動教室だなんて俺は知らなかったんだよ!クソ知人も言ってくれればいいじゃないか!遅刻するつもりもなかったのに!教室に入るなり皆俺をあんな目で見やがって!クソ!俺をだれだと思っているんだよ!クソクソクソ!
授業なんてそれを7回も繰り返せば放課後だ。いや多すぎるだろ日本の授業。高校生からしてブラックなんだよな。ああオーストラリアが恋しいよ!
もういいよ、この際授業のクソったれた退屈さと長さと単調さはいいよ、言及を、英語で言えば多分(Genkyu)を免除してやるよ。問題はこれからだよ!お昼休み!ああ!なんて屈辱的!
友達がいない僕はどうやって誰とどこでなにを食えば言い訳?クラスの端っこでクラスのウェイがウェイウェイしてるのを必死に耐え忍びながら食えと?ふざけんなよマジで!ああ!だからこの高校はクソなんだよ!ああ!どうすればいいんだ!クソが!仕方がない、もういい!、あのゴキブリがいてもおかしくないようなクソったれたがお似合いの部室で飯を食ってやる!お前らパンジーに醜態さらすぐらいならその方がましだ!
クソクソクソクソ!海外に行ったって行かなくたって俺の高校生活は全然変わらないじゃないか!少しは変わると思っていたのに!クソ!あいつらには俺の事なんて理解できないんだ!どいつもこいつもバカばっかりだ!死ねばいいのに!クソクソ!
ああ!でも僕にだって心休まる時間がないわけじゃない!授業も終われば部活動の時間がやってくる、そこでこの憂さを晴らしてやるさ!
しかし!僕はこれから起きることを決して許さない。あいつらを許しちゃいけない。あああ!思い出しただけで吐きそうだ!クソったれが!死ね!
友人の一人もいない僕は一人先に部室で彼らを待っていた!彼らの近づいてくる足音がだんだんと聞こえてきた。しかし何と言っていたか君には分かるか!こんなにも無実で無垢な僕の陰口を笑いながらアイツラは部室に入ってきやがった!
「アイツ、あんなクソゲロみてぇなインキャなのに、海外いってウェイ気取ってるんだって?クソキモいなぁ死ねばいいのになあ!」ドアをアイツラは開け僕と目が合う。
「 久しぶり。」
「あはははははは(笑)元気そうじゃん(笑)髪型似合ってるよ、日本語上手になったんじゃない?お前3か月も部活さぼっていたんだから3か月分の雑用全部一人でやれよ、俺らは先に行ってるから、じゃあな」
なんなんだよ!アイツラは一体なんなんだよ!俺を何だと思ってるんだよ!ああクソが!クソクソクソクソ!何も言い返せない俺は一体何なんだ!クソが!
クソクソクソクソクソクソクソ!!!ああ!!!いいよやってやるよ雑用くそがやるしかねえんだろうがクソクソ!
僕は、自分が学校でどのような立ち位置にいるのか、少し気づいた気がした。ああクソ!クソクソクソ!
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